京都の運河

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京都の運河物語

  
  
  

    京都の運河物語

  
 
  京都の運河物語は、江戸時代初期に開かれた「高瀬川」に始まります。

   次いで、幕末の頃、桂川(嵐山)から都中心部までの木材運搬のために開かれた「西高瀬川」・・・

   そして、近代では、琵琶湖疏水の「鴨東(おうとう)運河」、「鴨川運河」へと続きます。  

  
  
  
  
 【高瀬川】

   高瀬川は慶長19年(1614)に、角倉了以・素庵父子により
   京都の中心部と伏見を結ぶための物流用に開かれた運河です。

   物流には底が平らで喫水の少ない「高瀬舟」が用いられました。

   (「高瀬舟」は森鴎外の小説で有名ですよね)

   ☆見どころ!!

   三条から四条あたりにかけては、花街の木屋町通に沿って流れており、
   京都らしい雰囲気が味わえますよ!



 
高瀬舟
   
   【西高瀬川】


  
 西高瀬川は、桂川の渡月橋から東に流れ、天神川と交差してから南下して
   伏見で鴨川に合流しています。

   幕末の頃、主に木材や物資の運搬のために開かれた運河です。

   ☆見どころ!!

   近鉄伏見御陵駅を降り、大手筋商店街を西へ西へと歩くと
   西高瀬川がすぐに見つかります。

   川沿いに建っている古い酒蔵の風情が、いかにも「伏見の酒」を感じさせます。
  

  

     
西高瀬川
   【鴨東運河・鴨川運河】

   琵琶湖疏水(第1疏水)は、蹴上船溜からインクライン(傾斜鉄道)により
   南禅寺船溜まで下がり、夷川ダム、夷川発電所を経て鴨川沿いに南下、
   伏見で濠川とつながり宇治川に放流されています。

   南禅寺船溜から鴨川合流点までを「鴨東運河」、
   それより下流を「鴨川運河」と呼ばれています。

   鴨東運河は明治23年(1890)、鴨川運河は明治27年(1894)に
   完成しています。

   ☆見どころ!!

   岡崎公園には博覧会が開かれて以来、平安神宮、動物園、京都会館、美術館
   などの施設が集中し、明治時代の近代日本への意気込みを感じさせてくれます。


   古都・内陸都市 京都にあって、常に時代を先取りし、
   百年の計を頭においた先人たちの独創的な発想と工夫には驚かされます。


     鴨東運河
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